Antique Furniture Dictionary

スツールとは

What is an Antique Stool?

スツール

スツールとは、背もたれのない一人用の腰掛けのことです。英国アンティークのスツールは、椅子としてはもちろん、サイドテーブルや花台、踏み台など多目的に活用できるため非常に人気があります。
コンパクトでどこにでも置けるため、インテリアのちょっとしたアクセントとしても重宝します。ピアノスツールやドレッシングスツールなど用途に特化したものも多く揃えています。

HISTORY

歴史

スツールは人類が最初に作った座具のひとつで、古代エジプトや古代ローマでも使われていました。中世の英国では椅子(背もたれ付き)が権威の象徴であったのに対し、スツールは庶民が日常的に使う家具でした。
17世紀にはジョイントスツール(4本脚の組み立て式スツール)が一般家庭で広く使われました。18世紀以降はピアノの普及とともにピアノスツールが登場し、また上流階級のドレッシングルームでもスツールが使われるようになりました。

スツールの歴史

TYPES

タイプ

オットマン

オットマン

安楽椅子と組み合わせて使う足のせ台。背と肘のない椅子で補助椅子としても便利です。

ロースツール

ロースツール

イギリスアンティークスツールの定番デザイン。ちょっと腰掛けるのにちょうど良い高さとデザインで、ディスプレイとしても重宝します。

ハイスツール

ハイスツール

イギリスのパブに行くと必ずと言っていいほどある背の高いスツール。ターングレッグハイスツールやベントウッドハイスツールなどがあります。

ピアノスツール

ピアノスツール

その名の通りピアノを弾くために作られたスツールです。カブリオールレッグ(猫脚)のデザインが多く、座面の下に収納スペースがあるタイプも。

ロッキングフットスツール

ロッキングフットスツール

フットスツールはオットマンとも呼ばれチェアやソファに座った時に足を乗せるためのスツールです。ロッキングタイプは足元がゆらゆら揺れる居心地の良いタイプ。

アイアンスツール

アイアンスツール

イギリスのパブで使用されていたアイアンの脚のスツールです。重厚感を感じますがデザインはとても繊細です。

ガーデンスツール

ガーデンスツール

イギリスならではのガーデン用スツール。脚はアイアンで座面(クッション)を載せて使用します。

FUNCTION

機能・使い方

スツールは座るだけでなく、様々な用途に活用できます。ソファの前にフットスツールとして置いて足を休める使い方や、花や植物を飾る台として、また本や雑誌を置く低いサイドテーブルとしても使えます。
高さを活かして踏み台として使ったり、ベッドサイドのテーブル代わりにしたりと、アイデア次第で活用の幅が広がります。

サイドテーブルとして
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サイドテーブルとして

HOW TO CHOOSE

選び方

【高さから選ぶ】
ダイニングテーブルやカウンターに合わせて座面高を選びましょう。低めのものはフットスツールや花台として使えます。

【座面の素材】
ファブリック(布)張りは温もりがあり、レザー張りは高級感があります。ウッド座面は汚れにくくお手入れが簡単です。

【用途に合わせて】
ピアノ演奏には高さ調整ができるピアノスツールを。ドレッシングテーブル前には座面の広いドレッシングスツールを選びましょう。

REPAIR POINTS

スツールの修理ポイント

構造面のこだわり

構造面のこだわり

スツールは、直接家具そのものを使用する機会の多いものです。また飲食店での利用も多いためさらに強度が求められます。そのために、構造面、装飾面、機能面と全てを損なわないような丁寧な修理を施しています。

ガタつき、グラつき徹底補修

ガタつき、グラつき徹底補修

ガタつきグラつきの修理は定盤を使用して水平を出します。また、ヒビ・割れには同種類の木材から埋め木をして必要に応じて裏面から補強のための板を接着しています。その際はオリジナリティを大切にし可能な限りマイナスビスを使用しています。

塗装へのこだわり

塗装へのこだわり

部分的に状態の悪いところを剥離し、できるだけオリジナルの塗装を生かします。さらに本場英国と同じ仕上げにするため、マイランズ社のナイトロステインを使用しています。

修理・メンテナンス

日常のお手入れからワックスがけ、シミ・傷の対処法など、アンティーク家具を長くお使いいただくためのガイドをご用意しています。

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