Antique Furniture Dictionary

ドローリーフテーブルとは

What is a Draw Leaf Table?

ドローリーフテーブル

アンティーク家具のダイニングテーブルの中でも最も人気の高いテーブルです。人気の秘密は天板が伸張式になっていて用途に応じてサイズが自由に変えられるところです。

ドロワーリーフとも呼ばれますが、主天板の下に左右二枚の天板が収納されており、引き出すことにより天板のサイズが変わります。このようにリーフを引く(ドロー)ことから、ドローリーフと呼ばれています。

HISTORY

歴史

ドローリーフテーブルの歴史的原型は16世紀後期のエリザベス朝までさかのぼります。当初、ドローリーフテーブルのサイズは大きく、リフェクトリーテーブル並みのものがほとんどでした。主にダイニングテーブルに使用されており、17世紀中頃までよく生産されていました。

その後はその伸張式の構造がいろいろな家具に応用されましたが、あまりドローリーフテーブル自体は作られませんでした。

しかし1900年代に入り、エクレクティックスタイル(折衷様式)の流行とともにリバイバルされます。構造的には16世紀ものと殆ど変らない造りで、当時の住宅環境に合うようサイズダウンされた物が主流となっています。

ドローリーフテーブルの歴史

TYPES

タイプ

プレーンタイプ 2本脚

プレーンタイプ 2本脚

価格、サイズともにお手頃で、使い勝手もよく、多くのユーザーに支持されている最も人気の高いタイプです。

ミドルカーブドタイプ 2本脚

ミドルカーブドタイプ 2本脚

天板の周りに彫刻が施されていたり、珍しい形など、プレーンタイプとカーブドタイプの中間に位置するタイプです。

カーブドタイプ 2本脚

カーブドタイプ 2本脚

アンティーク家具ならではの彫刻が美しく、キャビネットメーカーの技を施した最も手の込んだタイプです。

プレーンタイプ 4本脚

プレーンタイプ 4本脚

4本脚のため耐久強度がはるかに高く、安定感のある重厚なイメージのタイプです。

ツイストレッグタイプ 4本脚

ツイストレッグタイプ 4本脚

ねじれた脚を持つドローリーフテーブルです。別名「バーリーシュガーツイスト」とも呼ばれています。

クィーンアンタイプ 4本脚

クィーンアンタイプ 4本脚

優雅な曲線を描く脚部はエレガントで、アンティーク家具の代名詞とも言える美しいカーブが特徴です。

FUNCTION

機能・使い方

天板が二重になって収納されており、女性の方一人でも簡単に伸縮できます。

一般的な伸長テーブルは天板の中央部分から左右に開き、その間にエキストラの天板を追加するものが多いのですが、女性一人で組み立てるのは大変な作業です。

しかし、このドローリーフテーブルは両側に分かれた天板の下に収納されたリーフを引き出すだけの簡単操作です。伸長も伸縮収納も非常に簡単ですし、追加天板も邪魔になりません。

ケントアンティーク家具では、その伸縮がよりスムーズに簡単にできるように調整しています。それは女性が片方でお皿を持ったままでも、もう片方の手でリーフが引き出せる程のスムーズさです。

そしてこのテーブルは3通りのサイズでご利用いただけます。主に900mmの天板ですと片方のリーフを開いた状態(1200mm)、両サイドのリーフを開いた状態(1500mm)で用途に合わせて簡単に伸縮して利用できます。その際に片方だけのリーフを開いた状態でも水平の高さが保たれているところが、昔ながらの職人技が活かされているところです。

収納時
1 / 5

収納時

HOW TO CHOOSE

選び方

ドローリーフテーブルのデザインタイプは大きく分けて2通りあります。4人が囲んで座れるテーブルの脚が4本足のタイプと、2人ずつ向かい合わせで座る2本足のタイプがあります。

4本脚のタイプは部屋の中央に置くのが一般的で、デザイン的には安定感があり、アンティークらしい重厚なイメージでインテリアを演出します。

2本脚のタイプは壁際やキッチンカウンターに寄せて使用する事ができるなど、その利便性と応用性で人気があります。

どちらも天板の形状が長方形と正方形のタイプがあり、長方形タイプは750×1100mm位、正方形タイプは900×900mm位でリーフの引き出せる幅は300mm位が一般的です。

天板面積を大きく使用される場合は正方形タイプで、部屋のスペースに限りがある場合は長方形タイプのほうが応用が利いてお勧めです。

750×750mm位のコンパクトなドローリーフもありますが、非常に希少性が高く入手が難しいレアなドローリーフです。カフェのように2人でご利用いただくのには最高におしゃれです。

POINT 014本脚タイプは部屋の中央に配置

4本脚のタイプは部屋の中央に置く

POINT 022本脚タイプは壁際に配置

2本脚のタイプは壁際やキッチンカウンターに寄せて使用する

POINT 03長方形タイプ

長方形

POINT 04正方形タイプ

正方形。750×750mm位のコンパクトなサイズもございます。

REPAIR POINTS

ドローリーフテーブルの修理ポイント

リーフ調整

リーフ調整

ドローリーフテーブルの特徴であるリーフが天板との段差ができないように細部まで調整してあり、また開きすぎて隙間ができないように丁寧にこだわって調整しています。

高さ調整

高さ調整

高さを740~760mmの範囲で調整することでどのダイニングチェアにも合わせやすくしています。

傷防止フェルト

傷防止フェルト

リーフを動かす際に傷がつかないように天板の裏全面にフェルトが張ってありスムーズに伸張できるようになっております。

修理・メンテナンス

日常のお手入れからワックスがけ、シミ・傷の対処法など、アンティーク家具を長くお使いいただくためのガイドをご用意しています。

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