Antique Furniture Dictionary

ネストテーブルとは

What is a Nest Table?

ネストテーブル

ネストテーブルとは、大きさの異なる複数のテーブルが入れ子(ネスト)状に重なり収納できるテーブルです。使用しないときは重ねてコンパクトに収納でき、必要なときだけ取り出して使えます。英国アンティーク家具の中でも特に機能的で人気の高いアイテムです。
リビングやダイニングはもちろん、ベッドサイドや玄関など様々な場所で活躍します。セットで使うも良し、バラして各部屋に置くも良しと使い勝手が非常に優れています。

HISTORY

歴史

18世紀後半のジョージアン期に登場し、貴族の邸宅でティータイムや娯楽のテーブルとして普及しました。ヴィクトリア朝期(19世紀)に大衆にも広まり、様々なサイズやデザインが作られるようになりました。1900年代のリバイバルでも変わらず親しまれ続け、現代でも英国インテリアの定番アイテムとして愛されています。

ネストテーブルの歴史

TYPES

タイプ

天板が木のネストテーブル

天板が木のネストテーブル

天板部分も木でできているネストテーブル。木材のぬくもりが天板からも伝わってきます。

天板レザー、ガラストップのネストテーブル

天板レザー、ガラストップのネストテーブル

レザーの上にガラストップで仕上げられたネストテーブル。輪じみなどの木部へのダメージを気にせず使用できます。

主流の猫脚ネストテーブル

主流の猫脚ネストテーブル

ネストテーブルで特に人気のあるクィーンアン様式。細くエレガントな曲線の猫脚が特徴です。

オークネストテーブル

オークネストテーブル

オーク材を使用し製造されたネストテーブル。脚の部分が太めにデザインされたものが多く存在します。

ミッドセンチュリーネストテーブル

ミッドセンチュリーネストテーブル

1960年代にデザイン・製造されたネストテーブル。シンプルなものからスッキリしたシルエットの中にある個性が魅力的なものまで幅広いデザイン。

特殊なネストテーブル

特殊なネストテーブル

収納される小さなテーブルが通常のネストテーブルとは違った収納方法で親テーブルに納まる特殊なタイプ。

FUNCTION

機能・使い方

使用しないときはすべてのテーブルを重ねて収納し、必要に応じて1枚ずつ引き出して使用します。ティータイムや来客時にはすべて展開することで複数の小テーブルとして活用できます。また、バラして各部屋のサイドテーブルや花台として使用することも可能です。コンパクトに収納できるので、広さの限られた日本の住宅にも最適なアイテムです。

収納時
1 / 4

収納時

HOW TO CHOOSE

選び方

【枚数の選択】
2枚組はコンパクトさを重視する場合に、3枚組はスタンダードな使い方に最適です。4枚組は大人数のお客様をお迎えする機会が多い方にお勧めです。

【脚のデザイン】
ツイストレッグはアンティークらしい雰囲気を、カブリオールレッグ(猫脚)は上品で華やかな印象を与えます。シンプルなストレートレッグはモダンな空間にも馴染みやすいです。

【天板の形状】
円形天板は柔らかい印象を与え、角のないデザインで安全性も高いです。四角形天板はすっきりとした印象でモダンな空間にも合わせやすいです。

REPAIR POINTS

ネストテーブルの修理ポイント

構造面へのこだわり

構造面へのこだわり

ネストテーブルは、日常生活の中で接する時間の長い家具のひとつです。また脚は特に細いものが多く存在する為、グラつき、ガタつきが起きやすいテーブルです。そのために、構造面、装飾面、機能面と全てに関してデザインを損なわないような丁寧な修理を施しています。

テーブルトップのこだわり

テーブルトップのこだわり

ガラスはオリジナルを最大限に活かしていますが、ヒビ・割れ・欠けているものは全て交換しております。レザートップのものは、ガラスが付いていなくても、レザーを痛めないようにガラスを新たに製作しております。また、レザーはイギリスより直輸入しています。

塗装へのこだわり

塗装へのこだわり

天板においては一度しっかりと剥離を行い、きれいな状態にしてから塗装をします。本場英国と同じ仕上げにするため、マイランズ社のナイトロステインを使用。木目をくっきり出さないミッドセンチュリーなどのテーブルにはオイルステインを使用するなど、一つ一つの素材を最大限に生かした塗装をしております。

修理・メンテナンス

日常のお手入れからワックスがけ、シミ・傷の対処法など、アンティーク家具を長くお使いいただくためのガイドをご用意しています。

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