Antique Furniture Dictionary
ディスプレイキャビネットとは
What is a Display Cabinet?

ディスプレイキャビネットとは、ガラス張りの扉や側面を通して内部のコレクションや食器を展示・保管するための家具です。チャイナキャビネットとも呼ばれ、英国の上流家庭では磁器や陶器のコレクションを飾るために欠かせない家具でした。
ガラスを通して美しい陶磁器や骨董品を見せながら収納できるため、実用性と装飾性を兼ね備えた特別な家具です。現代でも食器棚やコレクションケースとして人気があります。
HISTORY
歴史
17世紀後半に中国からヨーロッパに磁器が輸入され始め、その美しい磁器を飾るためのキャビネットが考案されました。18世紀には東洋趣味(シノワズリ)ブームとともに、中国風の装飾を施したキャビネットが貴族の邸宅に置かれるようになりました。
ジョージアン期にはボウフロント(弓型前面)のデザインが流行し、エドワーディアン期には細かい象嵌細工や繊細な金具装飾のものが多く作られました。

TYPES
タイプ

チャイナキャビネット
ティーセットなどの陶磁器(チャイナ)を美しくディスプレイしながら収納するための小振りなキャビネット。

ディスプレイキャビネット
チャイナキャビネットより一回り大きなもので、大切なコレクションを飾るためのケース。

コーナーディスプレイキャビネット
その名の通りお部屋の角に合わせて配置することを想定して作られたディスプレイキャビネットです。
FUNCTION
機能・使い方
大切な食器や陶磁器のコレクションを埃から守りながら美しく展示できます。内部に照明を設置すると、コレクションをより引き立てることができます。
リビングルームでは本やコレクション品の展示に、ダイニングルームでは食器の収納展示に最適です。店舗ではショーケースとしても活用されています。

コレクション展示に
HOW TO CHOOSE
選び方
【形状の選択】
ボウフロントは曲線美が美しく華やかな印象に。コーナータイプはコーナースペースを有効活用できます。
【ガラスの状態確認】
アンティークのガラスはわずかな気泡や揺らぎがあるものもあり、それが味わいになります。割れや大きな傷がないかご確認ください。
【棚板の調整】
内部の棚板が可動式かどうかを確認し、飾りたいものの高さに合わせて調整できるかご確認ください。
REPAIR POINTS
ディスプレイキャビネットの修理ポイント

①扉のこだわり
可動部分である扉の変形に対応し、蝶番を外して打ち直す修理を実施。反りやねじれがある場合は隙間や角度を調整し、マグネットキャッチを採用して自然な開閉を実現。鍵が紛失している場合はアンティークキーから合致するものを探すか、必要に応じてシリンダーに合わせて鍵を切削加工します。

②ガラスへのこだわり
オリジナルを最大限に生かしていますがヒビ・割れ・欠け・錆については全て交換しています。英国製のコーキング材を使用して、こげ茶から煉瓦色の色合いに対応しています。

③塗装のこだわり
木部が限定される設計のため慎重に仕上げ、均一な塗装でシャープな印象を実現。マイランズ社のナイトロステインを使用し、透明感のあるニスで素材を活かします。
PRODUCTS
商品一覧 在庫 30点
ディスプレイキャビネット|マホガニー材・1930年代 アーチ格子と猫脚
¥239,800(税込)
ディスプレイキャビネット|ウォルナット材・1920年代 逆台形のアールデコ
¥393,800(税込)
ディスプレイキャビネット|ウォルナット材・1930年代 半円ガラスの飾り棚
¥196,900(税込)
ディスプレイキャビネット|ウォルナット材・1930年代 菱形格子と細身の脚
¥393,800(税込)
ディスプレイキャビネット|ウォルナット材・1920年代 猫脚・ミラーバック
¥259,600(税込)
ディスプレイキャビネット|ウォルナット材・1930年代 飴色の曲面ガラス扉
¥174,900(税込)
ディスプレイキャビネット|マホガニー材・1930年代 ミラーバック猫脚
¥259,600(税込)
ディスプレイキャビネット|ウォルナット材・1930年代 半円型チャイナキャビネット
¥174,900(税込)
ディスプレイキャビネット|ウォルナット材・1930年代 尖塔アーチのガラス扉
¥218,900(税込)
ディスプレイキャビネット|ウォルナット材・1930年代 猫脚のボウガラス
¥185,900(税込)
ディスプレイキャビネット|ウォルナット材・1930年代 半円ボウフロント
¥185,900(税込)
ディスプレイキャビネット|ウォルナット材・1930年代 象嵌のエドワーディアン様式
¥495,000(税込)
